キユーピーコワイ
2005年 02月 09日面白かったもの(1)
節分の日に10チャンネルで見た、午前中のニュースで一回使うためだけに作られたとおぼしい、アナウンサーよりも大きいのり巻きの映像。アナウンサーを上方から撮って、天井から勢いよく降ってきた恵方巻きが彼の傍に直立するのだが、床に着地する際の弾力まで的確に表現されていた。こんなに大きくはないが、これを一口で食べるもので、とアナウンサーが紹介するのだ。
御飯以外のものを炊くと称するのはまずそうだし、ど真中という言葉は下品だと感じるし、丸かじりのことを丸かぶりなんてふざけるなと思っているが、一瞬で消えてしまうものに対するこういう凝り方は好きだ。
面白かったもの(2)
顏のあるたらこが直立し、「たらこたっぷり」と押し寄せてくる悪夢のようなコマーシャル。寝たり起きたりしていたので、あれは本当に悪夢だったか、と目がさめてから思ったが、私にそんなオリジナリティはなさそうだ。グーグルしてみたところ、キューピー/たらこ、キューピー/タラコで、それぞれ4000件以上ヒット。評判になっていたらしい。たらこのかぶりものをしたキューピーがかわいいとか、タラコキューピーとか書かれているが、私にはとうていそうは見えなかった。あれはタラコにキューピーの顏が生じたもので、言ってみればキューピータラコ。タラコにあんな顏がついていたらとても食べられまい。
なんといってもこの生え際がコワイ。