「好きでこうなっているわけじゃないんだから許して下さい」
2006年 01月 07日「セクシュアル・マイノリティ」という言葉、私はあまり好まないのだが、彼のように「女」を一番に持ってくるような使いかただったら使ってもいいかと思った。
某MLで見たやりとりから――
>もちろん、現行の婚外子差別は大問題。
ですね。本人が「婚外子になる」ことを選んだわけはないんですから。
オイオイ。本人の責任でそうなっているわけではないのだから寛大になれというのは、一つ前の記事でリンクした、ホモフォビックなサイトのコメント欄でも展開されていた論理だぜ。それが一つ。もう一つの問題は、言うまでもなく、この論理では「自分の子が婚外子になることを選んだ」者への差別を妨げないということ。「私生児を産むような母親」を選んだのは子供ではないのだから差別するなと言っていることになるのがわからないのかなあ。「子供が可愛そうだ」という論理はこの裏返し。私だったらまず彼女への差別を思うけど。
でも、写真サイトが、少しだけ、うちのリンク欄にもふえたでしょう?
humsumさんのブログからリンクをたどって見つけたんです。
写真サイトを作りたいという気持ちがつのるこの頃(でもまだ遠い夢です)。
父親は東京の土着民だったので、上野、浅草辺しか連れて行ってくれず、有楽町や銀座は一人で出歩くようになってから知った町です。一時、親から離れて東京外に出ましたが(でも、勤め先は都内)、親の老いと死で、結局元の場所へ戻りました。大人になったら好きなところに住め、どこへでも行けるんだと思っていたのに(苦笑)。