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おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

「好きでこうなっているわけじゃないんだから許して下さい」

 石田仁さんのサイトへ久しぶりに偶然行きつく(前見たのとは変わっていた。私が知る限りでも二度変わったけど。トップに、レイザーラモンHD人形の一件が載っている)。明学での授業の内容紹介、「性のマイノリティ」に「女」を(それもトップに)入れているのに瞠目。卓見!(この社会ではメイル・ヘテロセクシュアルの鬱陶しい嗜好/思考につき合わされているんだからね。それに対して、私たちのような少数存在にも居場所を与えて下さいと訴えたいわけでは毛頭ない。)「マイノリティ」は数が問題なのではないということの例として「女」(実際には人類の半数いる)が挙げられるのは見かけるが、セクシュアル・マイノリティに関してのこの分類は一般的ではない……と思うが、どうなんだろう?
「セクシュアル・マイノリティ」という言葉、私はあまり好まないのだが、彼のように「女」を一番に持ってくるような使いかただったら使ってもいいかと思った。

 某MLで見たやりとりから――

   >もちろん、現行の婚外子差別は大問題。

  ですね。本人が「婚外子になる」ことを選んだわけはないんですから。


 オイオイ。本人の責任でそうなっているわけではないのだから寛大になれというのは、一つ前の記事でリンクした、ホモフォビックなサイトのコメント欄でも展開されていた論理だぜ。それが一つ。もう一つの問題は、言うまでもなく、この論理では「自分の子が婚外子になることを選んだ」者への差別を妨げないということ。「私生児を産むような母親」を選んだのは子供ではないのだから差別するなと言っていることになるのがわからないのかなあ。「子供が可愛そうだ」という論理はこの裏返し。私だったらまず彼女への差別を思うけど。
by kaoruSZ | 2006-01-07 07:12 | ジェンダー/セクシュアリティ | Comments(6)
Commented at 2006-01-10 15:21
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by kaoruSZ at 2006-01-10 18:21
humsumさん、こちらこそ、街歩きや写真についておしゃべりする場所がなくてすみません! ここにお好きなことを書き込んでいただいて、全然差し支えありません。
でも、写真サイトが、少しだけ、うちのリンク欄にもふえたでしょう?
humsumさんのブログからリンクをたどって見つけたんです。
写真サイトを作りたいという気持ちがつのるこの頃(でもまだ遠い夢です)。

Commented by kaoruSZ at 2006-01-10 18:23
昭和56年は、私にとっては経理を担当していた(最後は編集みたいなものを少し手がけもしましたが)職場をやめた年です。それまでに街の風景というものを発見して(どうも学生の頃は、自分の内面にしか興味がなくて、下を向いて歩いていたみたいです。神田の古本屋の本ではなく、突然建物に目が向くようになったのです)建物の写真も撮りはじめていましたし、古い建物の保存に関心を持ったりするようにもなっていました。朝日新聞の内部は、今となっては入ったという事実以外に何も覚えていないのですが。

父親は東京の土着民だったので、上野、浅草辺しか連れて行ってくれず、有楽町や銀座は一人で出歩くようになってから知った町です。一時、親から離れて東京外に出ましたが(でも、勤め先は都内)、親の老いと死で、結局元の場所へ戻りました。大人になったら好きなところに住め、どこへでも行けるんだと思っていたのに(苦笑)。
Commented at 2006-01-11 05:22
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-01-12 06:08
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2006-01-16 12:18
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。