おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

内心せせら笑っていたかも

「ジェンダーフリーの“呪縛”を解け」(2003.7.23)、「男性優位も性の否定も間違いだ」(2004.2.20)という、歴史に残る二大恥さらし社説(ほかにもあるかもしれませんが、誰でもそうでしょうが新聞の社説なんて中学生の論説文演習用レヴェルのものを毎回きちんと読んだりしないので、詳らかにしません)の後では、読売新聞をいまどき購読しているなどと公言したらバカにされ軽蔑されつまはじきにされかねませんが、親がとっていたので今もとっています。夕刊の文化欄はわりと良いですし。新聞販売店で新聞を作っているのなら、「恥を知れ」とひとこと浴びせてやめるところですが、幸か不幸か私たちが直接接触できる彼らは下請けでしかありません。新聞の販売拡大競争が激しくなったのはいつの頃からなのか、かつては販売店は新聞を配達して代金を徴収するというまっとうな仕事だけをしていて、物をくれたりねだったりという関係はなかったと思うのですが、あるとき母が、新規契約者には惜しみなく物が与えられていることに気がついてしまい、うちは何十年もとっている、と文句を言ってから、わが家にも洗剤が届けられるようになりました(もっとあとのことですが、夜道で、向うからやってきた若い男が急に距離を詰めてきたので身構えたところ、「新聞とってもらえませんか。一ヶ月でいいです」ときました。読売でした。もうとっていると答えたところ、そうですか、と去って行きました。よっぽど追いつめられていたのでしょう)。私は洗濯は粉石鹸、食器洗いも香料なしの石鹸なので、これには全く魅力を感じません。時間外れ(私にとって)に集金に来られても、留守だったり、人前に出るのは差しつかえる恰好をしていたりするので(その昔、親の留守にうたたねをしていたらチャイムが鳴ったので飛び起きて出たところ新聞の集金で、「おやすみのところすみません」と言われ、そんなに寝起きとわかる顏なのだろうかと一瞬思いましたが、なんのことはない、日曜日だからそういう挨拶だったのですね)、購読料は届けていますが、事務所にいるのがいつもの人でないとその度に洗剤をくれようとするので、断わった上、展覧会の入場券があったらほしいと言わなければなりません。以前は親に展覧会名を言って頼んでおくと必ず手に入ったものですが、どうも最近はマイナーなのしかなかなかよこしません(でも、もらわなければ知らないままだったかんざしの展覧会など、行ってよかったですけれど)。マティス展の券、くれないかなあ。

 閑話休題。そんなわけで、しょうもない社説の読売ですが、せっかくとっているので記事を話題にしてみましょう。材料は10月3日の朝刊です。まず、「顏」欄。家庭用の調理支援システム により斬新なソフトウェアの開発者として「天才プログラマー」 の認定を受けた 、東大助手の女性が紹介されています。これまで五十九人が認定されたが、女性は初めてだ。 いわゆる、女性第一号というやつですね。(「天才」がそんなにゴロゴロいるものだろうかという疑問も湧きますが、まあ、それはたんに名称の問題ということで。)経済産業省傘下の機関が選ぶもので、審査員から「ソフト開発に不可欠の直感力と粘り強さがある」と絶賛されたそうです。調理システムに加えて、直感力と粘り強さ。あまたの女性第一号たちが「女性の特性を生かし」などと書かれ、自らもそう称してきたあやういポイントですが、さすがにそういった文言は見当たりません。ソフト作りは天才的でも、機械は苦手。ビデオの番組予約もできない。 これは何を言いたかったのかな? そしてきわめつけ。「自作のシステムを家庭で使う機会は?」と問うと、「結婚はまだですね」とはにかんだ 。二十八歳の浜田さん、男性記者の質問に本当に「はにかんだ」 のでしょうか? 
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by kaoruSZ | 2004-10-06 09:57 | 日々 | Comments(0)