載せたに
2006年 05月 31日http://kimamatsum.exblog.jp/
蓄積した疲れが出てしまい、二日続けて、夕方になると激しい睡魔に襲われています。
といっても至極元気ではあるのですが、まとまったことをする時間がとれません。
プリントアウトしたレジュメがおちていた(自室に)ので、これでも載せておこうとデータを捜索、アップした次第。
目についたところを拾ってみると――
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散種;正確で制御された多様牲ではなく、つねに異なり、つねに遅延された意味の増殖。
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去勢、すなわちファロス的権威による監督の欠如が、「作者」や「書物」を 「テクスト」に変容させる。
「嫡出」という語は、それ自体に価値観を含むため、かえって、父子関係という概念自体の正統性(父から子へ正しく伝えられる<何か>が存在するという考え――皇位継承者の資格の一件でも、その醜悪さを季節はずれに露呈した――を撃つこともできるだろう。
「倒錯」という語が、規範的なセクシュアリティからの「逸脱」を意味する差別語であるがゆえに、「正常=規範」の正統さの根拠そのものをゆるがせるために使う――流用する――こともできるように。(セクシュアリティは多様だから同性愛者を差別してはいけません、といった生ぬるい言説――この場合、同性愛者という言葉こそが政治的に正しいと見なされている――はこの反対側にある。)
と、整理できていないメモを走り書きしておいて、今日は、予約を三度延期してもらった(仕事を抜けられなくなって)歯医者に行ってきます。先週オフィスのパソコンがおかしくなり(一時は、データをすべて取り出さないと修理できないとまで言われましたが、翌朝になったら機嫌をなおして動いてくれた。霊感のある同僚の盛り塩がきいたのか?!)、目下仕事の方が延期に。
(某MLの一件ではここまで論じる必要はないので、これは自分の――そして親愛なる読者の――ためのメモ。)