おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

マーヴィンはいくつだったっけ

 何匹もの兎を前にどれも追えないまま力尽きちゃってるような毎日だが、今月末にはまた兎を一匹よそにやらなくてはならないので、今朝がた半分寝ている頭で考えた。「彼は十●歳●ヶ月」というタイトルでは? ところが、●のところがわからない。翻訳二種類と原書まで持っていてもすぐに取り出せなくては持っていないのと同じ。ロートレアモン、解剖台、ミシン、傘、その他の組み合せでキーワードを入れ、十七歳と四ヶ月というのが複数ヒット。これで落着かと思ったら、こんなことが出ていた。そうか、私の持っているのもJose Cortiのはずだが、そしてページがかなり切ってなくて、日本の湿気で背の糊にカビが生え、私のフランス語の知識もカビが生えてしまってseizeと言われてもにわかに幾つだか理解できない始末だが、たしかにマルドロールの好みだと十七では年を取り過ぎているような。もしかして栗田訳勘違い?
 
 ところでグーグル、キーワードが英語等の場合綴りが変だと正しい候補を出してくるのは前からだけど、最近それが もしかして: という文字を先立てるようになった。日本語の場合も訂正して聞いてくる。「解剖台の上のミシンと蝙蝠傘の偶然の出会いのように美しい」とまとめて打ち込んでみたら、

もしかして: 解剖台の家のミシンと蝙蝠傘の偶然の出会いのように美しい

だって。どういう了見なんだ。東北弁か? 思わずそれで検索してしまった(0件)。ちなみにこれ、ミシンと蝙蝠傘のとりあわせが意外なんじゃなくて(だってベタ、フロイトでしょう?)、それと美とのとりあわせ(美少年の直喩であること)が意外なんだよね。ミシンと蝙蝠傘以外の直喩——猛禽類の爪の伸縮自在性だの、首の後ろの傷口の柔らかな筋肉の運動だの、ねずみ取りだの——について、少年の肉体の一部との指摘はどこで読んだのだったか。ウェブじゃないから検索不可能。

 とりあえず子兎いっぴき。
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by kaoruSZ | 2004-10-13 05:29 | 日々 | Comments(0)