おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

チョー現実

 シュルレアリスムはシュル/レアリスムではないという話は、その昔巌谷國士のセミナーで聞いた(もう学生ではなかったが、ロートレアモンの没年よりも若かったか、私)。巖谷の著作でその後読みもし、旧稿で使いもしたが、これを次のように表現している人を見つけた。

シュルレアリスムの「シュルレアル」は「チョー現実(すごく現実、とっても現実)」だという巌谷國士の説を紹介したら、けっこう評判が良かった。

 笑った。すてき。スゴイわかりやすい。リンクしようとしたらキャッシュしかない。富山から熊本へ移った大学の先生でサイト工事中だった。(それにしても、なんだよグーグル、「もしかして:ショー現実」って。)
 実は自分の文章のここのところの説明がわかりにくいので手を入れようとしたのだが、途中で、「シュルレアル」としているところは本当は「シュルレエル」とすべきではないか、考えはじめたらわからなくなってきて(前者、定冠詞があると思ってもらえば名詞なんだけど)、用例をグーグルしたところ、拙稿がどーんとトップに出て、机の下に隠れたくなった。
 そのあと「チョー現実」に出会い、あまりの差に自分のはほうっておくことに(そのうち考えよう)。拙稿、もともと『幻想文学』に送ってボツになったもので、「シュールな」というカタコトでシュワンクマイエルを紹介していたというのは、実は当の『幻想文学』に映画評を書いていた人のことだ。

 悪口ついでにもう一つ。朝日の夕刊のデリダの追悼記事、なんかロラン・バルトにもブランショにもそのまま使えそうな……。
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by kaoruSZ | 2004-10-13 05:55 | 日々 | Comments(0)