おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

<   2006年 10月 ( 2 )   > この月の画像一覧

とりあえず更新(2)

 新文芸坐の増村保造特集(☆)なぜか16日からと手帳にマークしていて出遅れる――月曜になってこちらのサイト→【貧乏贅沢ぐらし】に増村初日の記事を見てあわてる(☆☆)。珍しく土日家にずっといて、タイ風焼きソバなど作るが、土曜の夜、縁側の戸を半分あけたまま数時間仮眠、震えながら目覚め、日曜夕方に到って珍しく頭痛、夕飯食べずに眠り、朝方、豚挽肉とニラとうずら玉子(冷蔵庫のあり合わせ)でスープ作って食べ、コテ・バスティドの複雑な香りのバスミルク入れた浴槽で身体を伸ばしてから出勤するも、昼間は眼窩痛とだるさでぼうっとしていたが、夕方になるにつれ恢復、軽食とって池袋へ。少しも眠らずに二本見る。帰宅時には駅構内で100円均一になるおむすびとおいなりさん買って帰り、ニラとじゃがいもでおつけ久しぶりに作る。自分で作ったものはおいしい。

 増村特集、若い野添ひとみをすべて見逃してしまって残念だが、この日の『黒の試走車〈テストカー〉』と『大悪党』面白かった。前者、高松英郎と田宮二郎という二つの焦点を持つホモソーシャルなストーリー展開ののち(田宮は会社と高松のためという大儀のために恋人も犠牲にする)、真の主人公を田宮として終る。だから、スパイをを追いつめるところで、(真の主人公の)田宮がその場にいないのはおかしい……と被尋問者は気づかなくても観客はうっすらと気づく。買収された看護婦が湯上りに牛乳をグビっと飲むところの憎々しさ見もの。後者、最初にスクリーンに名前の出る田宮がなかなか登場しないため、出ずっぱりの佐藤慶に対するもう一方の焦点にして真の主人公は田宮で探偵役ならむと観客は予想する。佐藤から逃げてきた緑魔子を田宮二郎が帰すあたりで誰が大悪党かわかる。殺しの場面、「正面からは」正視しがたいものあり。とりあえずこの二本については、背中の見える映画だったと締めくくっておこう(☆☆☆)。

☆去年、増村保造については→ここ→あるいは→ここ(同じもの;ブログ版)→に書いた。

☆☆実際には14日(土)~27日(金)

☆☆☆あまり意識的に記憶していないので順不同に……ベルトで打たれる緑魔子の背中、『黒の~』ではめられた船越英一のほくろの目立つ背中、投身自殺を上からとらえた背中、『大悪党』で虚偽の証言としての回想シーン(贋の)がはじまる際、スクリーンを覆い尽して場面転換する背中、『大悪党』のラストに近い波打際での俯瞰シーンの背中……。
[PR]
by kaoruSZ | 2006-10-17 19:57 | 日々 | Comments(2)

とりあえず更新(1)

 いろいろなものが書きかけ。一度に書き終えなくていい(要するに先延ばし)というのはスキなので、つい(1)とか(上)とか振ってしまう。書くこと以外でもいろいろやりかけ、三日連休でも遅れ取り戻せず。

 21日から渋谷シネマヴェーラで、なんと「鈴木清順48本勝負」と題して一挙上映! 最初読売で知って、新聞とっていてよかったと思ったが、シネマヴェーラ/ユーロスペースの会員なのだから実はとっくにスケジュールは送られてきていた。封筒ごと部屋の中にほうり込んでそのままだった。清順師は酸素吸入している身で初日ともう一日トークに出演予定。21日は3時までに行くところあり、その前に新文芸坐の増村保造特集見ようとしているので無理。新文芸坐のオールナイトもソクーロフとシュワンクマイエルのラインナップで、行きたいのだが、とにかく前もって眠っておかないと映画は見られないから……。
 それにしても48番勝負の赤と黒のチェッカー・スケジュール表、目がくらむ。一日に何作品も各一度ずつの入替上映。

 祝日の月曜日、静岡からYさん来る。Yさんはこれまでに何度も登場してもらっている、ジェンダーについて学生に教えている生物学が専門の人。眼病のため最近ネットをあまり見られないということもあり、f事件、笑い話として披露。学生の幼稚化についてのYさんの話。東南アジアでの児童買春について、父親がTVを買う金ほしさから十歳の女の子を工場で働かせ、その後人身売買されるが脱出した実例を示して感想を問うと、〈父親は一家の主人なのだから、家族に対してもっと責任ある行動を取らなければいけないと思う〉といったことを書く(言う)のだという。決まりなのだから守らなければいけないと思いますと言う小学生並みか。とはいえ、ルールなのだから国旗国歌は云々とブログに書く者もいるんだとあとで思い出す。
[PR]
by kaoruSZ | 2006-10-11 18:40 | 日々 | Comments(0)