おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

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昨日のメニュー

 Izさんをお客に、懸案のおうちビアホールついに開催。



そら豆の塩ゆで

オーツのクラッカー

エメンタールチーズ

オイルサーディン  

かたくちいわしのマリネ

ポテトサラダ

冷奴(ピータン、トマト、小ねぎ、カツオ節)

イカ塩辛

イカめし

はちみつ鶏のグリル

白玉小豆のココナッツミルク



 近所のイトーヨーカドーにはろくな魚がないと思い込んでいたが、それは行く時間が遅いからだと判明。そこで、二日前に刺身用の真いわしとイカを買って、オイルサーディンと塩辛を仕込む。翌日また行って、朝獲りの「しこいわし」と書かれているのが「かたくちいわし」だと気づいて、購入。イカも、吸盤が手についてくるようなのが黒光りしてバットにぎっしり並んでいたのでまた買ってしまう。ワタは塩辛に補給、下ごしらえだけして冷蔵庫に保存、かたくちいわし(はじめて料理した)は頭と内臓を引き抜いて塩をふっておき、玉ねぎ、ピーマンとともに酢とオリーヴオイルに漬ける。

 当日、ジャガイモとニンジンを切ってゆで、熱いうちに塩、胡椒、酢、玉ねぎのスライス、マヨネーズ少々とあえて、さめてから冷蔵庫へ。イカ二はいに半カップの米と刻んだイカの足をつめて口を楊枝で止め、だし、みりん、砂糖、醤油で煮る。オイルサーディンはサラダ菜を添えて盛る。

 ピータンとトマトをくし型に切って放射状に交互に並べた中心に豆腐を置き、ねぎとけずり節を上に盛る。はちみつと味噌を塗っておいたもも肉を、魚焼き用のグリルで焼く(これは堀井和子の本にあったもの)。

 タピオカのココナッツミルクのタピオカを白玉に替えて作ろうと思っていたが、ココナッツミルクを甘くして冷やしておくような準備ができなかったので、温かいデザートを考案。その場で白玉粉をこね、ゆで立てを器の底に並べた上に缶詰の小豆を丸く盛って食卓へ運び、缶詰のココナッツミルクと牛乳をあわせて温め砂糖を溶かしたのを鍋から注ぐ。

 今回特によくできたのは、オイルサーディン、ポテトサラダ、デザートであった。オイルサーディンは前の晩、パスタにからめて食べても美味しかった。ポテトサラダは一手間かけるとやはり違う。小豆とココナッツミルクはよくあうのでまた作りたい。
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by kaoruSZ | 2007-05-31 10:01 | 日々 | Comments(0)

懲りもせず

 今度は安倍、「大変残念。慙愧に耐えない。心よりご冥福をお祈りする」って言ったんだって。絶対、ザンキうんぬんを、ザンネンの一種だと思い込んでるな。このニュースの英訳が見たい。
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by kaoruSZ | 2007-05-28 18:01 | 日々 | Comments(0)

その後の話をだらだらと

 内閣総理大臣が「謦咳に接し」というべきところを「ケイガンに接し」と教養のなさをにじみ出させ、NHKがまたそれに忠実に字幕をつけてやったそうだが、似たような話を一つ。茂木健一郎のファンのサイトで、モギがまたも若冲について発言している(まあ、するだろうけど)ことを知り、藝大での授業を一部聴く(音声ファイル)が、例の三十幅【さんじっぷく】を「ヒッショウの大作」なんて言っているのでいい加減で止めた(聞き取りづらいし)。

 さて、京都では、二日目、四種類のパン食べ放題の朝食をしっかり食べて(全種類一個ずつしか食べないが)、雨の中を出町柳まで京阪で行き、鴨川を渡り、9時に相国寺到着。10時の開場まで大雨の中、並んで待つ。隣の人が警備員と話していて、今日(金)はまだいい土日はヒサン(絵の前を通り過ぎるだけ)と警備員氏。(翌土曜は9時半、日曜日は9時に開場が早まったとミクシの若冲コミュで知る。)昨年、三の丸尚蔵館でじっくり見た動植綵絵、今回は、うちはせまくて飾るスペースもないからいいですと断っても、どうしても一幅もらってくれと言われたらどれにするだろう、とバカなことを考えながら見る(選び切れなかった)。

 相国寺を出てバスで百万遍へ、吉田山にちょっとだけ迷い込んだあと、cafe進々堂を見つける。もっと広々したところを勝手に想像していた。カツカレーたのむが、カツがちょうど終ってしまったというのでただのカレーセットで昼食。散歩には全く適さない日になってしまったが、雨の中を歩いて荒神橋西詰め(この西詰め、東詰めという言い方、今回覚える)の草分けリバーサイド・カフェでコーヒーとモンブラン。よくも悪くも昔の喫茶店。五条とここでは立地も違うが(efishは切り立った川岸、ここは平らな河川敷)。鴨川、雨が降れば中州は消え水が満ちるのだろうと前日思ったのが実現してしまうが、このあたりではまだ平らな川岸が広く残る。

 店を出るとその岸に下りて、鳥たちを間近に見ながら次の橋まで歩くことにする。川沿いの家々の手前に藤のような紫の小花を一面につけた大きな木がいくつも見えて、近づいてみると「センダン」という札をつけており、思わず葉をちぎってかぐが何も匂わない(栴檀と白檀の混同については読んだことがあったのにこのときは思い出さず)。前回灰色サギと書いた青サギ、白サギ(これはコサギとダイサギの他にチュウサギまでいるのだが、見分けがつかないので白サギにさせてもらう)多し。トビも飛ぶ。シギではないかと思われる鳥も至近距離で見る。

 バスで四条へ。東華菜館の川に面した壁に「翠○の東山を一望」うんぬんとあって、前日の夕方、対岸を通りながら二文字目がどうしても読めず、夜の照明で近くから見ても解読できず、三度目に目をこらすがやっぱり読めない……。恋や変の、今は亦になっている部分を本字にして、上下を山で挟んだような字に見えたが。

 七条で早めの夕飯を済ませようと考えたが、新しいものぎらいなので京都駅ビル内には入る気がせず、京都タワー地下へ。手芸用品売場が大半を占めるというズレぶり(良い)。中華の店(塔苑)で炒飯を頼むと、これが意外に美味しい! しかも630円という安さ。リバーバンクでモンブラン頼まず、炒飯のセットものにすればよかった(セットも格安)。それより、複数で来ればいろいろ取って食べられる。ちょうど隣のテーブルの人たちがそうやっていた。(連れがあれば東華菜館へも行きたいが……。)ともあれ、帰りの列車を待つ穴場を見つけたと思う。



 帰宅後、出かける前からたまっていた新聞に目を通していて、朝刊の二ページ目右下の長谷川櫂の連載にセンダンの名を見つけ(永福門院の歌「薄緑まじる楝の花見れば面影にたつ春の藤浪」を紹介)、なんとセンダン=楝(あふち)であると知る。実物、まったく知らなかった……。季節を考えればこのシンクロニシティも理由のないことではない。最近でもっとありそうにないシンクロニシティの例――デンマークの人形劇映画をスマップのメンバーが吹き替えるという興醒めな話題を繰り返しTVでやっていて(部屋を片付けながらつけっぱなしていたので)、現地の美術館でハンス・ウェグナーの椅子を見るというエピソードがあったあと、インテリアの雑誌を整理していてページをぱらぱらめくったら、「ウェグナーの椅子」という小さな文字が目に入ったこと(しかしこれも、TVでインプットされていなければ、そもそも目がその文字を拾わなかったろう)。

 レストラン菊水、さして建築の知識があるわけでもないのにゼセッションという言葉を書きつけてしまったが、正しいのだろうか? とホテルで検索してもヒットせず。セセッションでもだめで、帰宅してからゼツェッシオンともいうとあるのを見てペーストすると、あった!「素晴らしい。気のせいか、あまり話題にのぼらないように思いますが、これほど分離派(ゼツェッシオン)的な外観の飲食店は超貴重です!」http://home.u07.itscom.net/nardo/kyoto/3.html。写真はここに。 よく見たら、以前から(勝手に)リンクしている「街の風景」の人のサイトではないか。京都の他の近代建築についても記事多し。次回はプリントアウトして持って行かなければ。
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by kaoruSZ | 2007-05-28 05:18 | 日々 | Comments(0)

‘京に着ける夕’

 相国寺の若冲展見に京都へ。最初は夜行バスでと思っていたのが諸事情で新幹線の始発ですらなく、午後五時前京都着。かたむいた日がまだ強いので折り畳みの日傘を差し、鴨川沿いにまず五条へ。リヴァーサイド・カフェefishで、アボカドのゴロゴロ入ったサンドウィッチとコーヒー。灰色サギ、白サギも食事中。九羽の子を連れたカルガモ母さんが泳いでゆく。ツバメ飛びかう。三条のビジネスホテルにチェックインし、夜の町を四条まで散歩。日傘を持っていた左手の甲に発疹。新京極はずれのリプトン・ティーハウスでプリンとフルーツのパフェ。四条大橋の東華菜館とその斜め前(橋を挟んで)のレストラン菊水に注目。特に後者(京阪電鉄の建物かと思っていたらレストランだった)、ヨーロピアン風のレトロなビルなんて自分で説明しているけれど、これ、ゼセッションではないか。
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by kaoruSZ | 2007-05-24 22:47 | 日々 | Comments(0)
【古いのが出てきたので載せておく。これは活字にならなかった。】

高橋康也編 『シェイクスピア・ハンドブック』(新書館)


 十五人の執筆者による百十の項目から、ここでは真先に目を引いたいくつかを取り上げることにする。まず、〈詩〉(大橋洋一)。『ソネット集』後半に登場する「ダーク・レイディ」を詩人の実生活上の情人と見なしながら、前半での美貌の貴公子への讃美と愛情の吐露は、パトロンに対する当時の社会的・儀礼的慣習にすぎぬと注釈するあまたの学者[サヴァン]のあとで、「ダーク・レイディ」との関係は「前半とのパトロンとの関係を性欲化、男女関係化したもの」、つまりは後半が「前半の同性愛関係の異性愛による偽装」でありうるとの指摘に出会うのは何という快い驚きであることか! 第三のジェンダーたる「少年」への欲望。だが、もしいま作者が生きていたならばこれを少年愛とは限定せず、「異性愛批判とゲイとレズビアン共同体との関係として描こうとするにちがいない」と大橋は言う。当時と現代のジェンダー観の違い、その帰結としてのジェンダーの脱自然化(さらには性[セックス]そのものが構築されたものであることの示唆)、現代のゲイ・レズビアン批評(「Q[クイアー]批評」)とシェイクスピアとの関連等への言及を含む、〈現代批評〉(大橋)、〈ジェンダー/フェミニズム〉〈セクシュアリティ〉(以上、浜名恵美)の項をぜひ読まれたい。異性装、同性愛、両性具有――「いまQ[クィアー]批評は、本格的な考察から外されてきたこうした側面を強烈に照射しはじめている。来るべきクィアー・シェイクスピアの出現に向けて」(大橋)。「シェイクスピアの新たな解釈と上演は、異性愛を当然視している多くの人々を認識の危機に直面させる」(浜名)ことができるだろうか?
(1995)
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by kaoruSZ | 2007-05-03 14:44 | 批評 アルシーヴ(文学) | Comments(0)

Im wunderschönen Monat Mai

 返却を求める二度目の葉書が来てしまった本を返しに(時間外に行ってブックポストに入れてくる、気が小さいから)、早朝の日比谷図書館へ行って、そんな時間からベンチで本を読んだり犬と遊んだりする人たちを見た日の夜中、「美しい五月になりました」という書き出しで手紙を書き、封をしてから、日付が変わってもまだ四月が残っていたのに気づく。翌日、五月は曇り(のち雨)で明け、一歩外に出ると、二階へ這い上り物干台にからんで厚く繁ったハゴロモジャスミンの花が匂う。手の届くかぎりの花を切り取り(それでも内にも外にも蕾はびっしりある)、紙袋に詰めて、二重生活用に新しく口座を開こうと別宅へ向かう。あちこちにジャスミンを活け、健康保険証とハンコと現金を用意し、雨の中を二時半にA信用金庫へ。住所地でないところに口座を開くことでもめる(別記する)。

 本宅では薔薇の新芽のアブラムシつぶしを日課のようにしていた。指の先にしだいに蕾が触るようになる。門口のカエデの勢いすごく、通り道をふさいでしまうので少しだけ枝先を切る。忘れられていた種袋にひまわりの種が一つだけ無事だったのを土に埋め(「一粒の向日葵の種まきしのみに……」)、昼顔の種もそばにまく。後者は、何年前だか別宅近くの畑のへりで採集したもの。三ノ輪銀座で先日、ローズマリーとガザニア買う。スミレ、あちこちの鉢に勝手に飛んで咲いているのをあつめて寄せ植えにした。立浪草花ざかりで、去年もここに書いたはずと検索すると、ちょうど二年前の今日であった。今年はジャーマンアイリス花がつかず(株は殖えた)、春蘭終り、セッコク一茎のみ花をつける。君子蘭はおととしの、積もった雪が凍ったのがたたって幾鉢も枯らしたあと、残った一株も今年はまだ花どころではない。ヤモリ、二度あっている。二度目は低いところにいたので背中にさわらせてもらった。

 別宅のヴェランダに出しっぱなしだった三段の古い本棚を捨てたいと思っていたが、ネジが頑丈でそのままになっていた。けさ、たまたま開けた引き出しの中から六角レンチが出てきて、あてがうと果たしてぴったりだったので早速解体。これは子供のときから使っていた合板の家具で、はじめて家を出たときはバラして電車で少しずつ運び、同じレンチで組み立てたものだが、ついにお別れ。鉢置きにする前にボロボロになってしまった。袋入りの土や肥料を混ぜ、松葉牡丹と矢車草の種をまく。土は買ってきてあったのだが、鉢底をふさぐものを忘れていて(いつもはそこらへんにいくらでも割れた鉢のかけらがあるので)、そのときはまけなかったのだ。読売に大きく出ていた、三河島駅近くの有名な藤が所有者の高齢化で切りつめられる話、区が援助して伐らないですむことになったとサイト上の東京新聞で知る。あのあたり、一段高いところに家が建つ中庭風の家並みも面白い。さらに日暮里寄りには驚くべき古い家――山手線が上野どまりになってしまって深夜歩いて帰る途中見つけた――も残る(それで思い出したが、連休に新丸ビルに押しかけるとはどういうイナカモノなんだ)。
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by kaoruSZ | 2007-05-02 15:06 | 日々 | Comments(0)