おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

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 放送中のTVアニメーション「鋼鉄三国志」の設定を使った小説集を、来る8月26日のイベントでIzさんの煽りとご好意により委託販売する予定。以下はその第一集(第一話「紺青の別れ」、第二話「鴇色の午後」収録)あとがき。

鋼鉄日記 あるいはComment j'ai écrit certains de mes livres (1)

5・25
若冲展のため訪れた京都で見ようとするも東京と放送日が違っていて果さず。6・15初めて見る(第十話)も誰が誰だかわからず。孔明は白羽扇で判るが、背中合せにいるのは誰? え、陸遜? 陸遜が孔明の弟子って……。この二人が主役? 陸遜&孔明?(&でいいの?w)6・29一回飛ばして二度目に見る(第十二話)。7・3までにウェブ上で既放送分ほぼ全部見る。5朝「紺青の別れ」のプロット作成。コンセプトは――孔明逃がすなんて大罪ですよ。それを、玉璽を取り戻すから許してねはないでしょう。この償いは何でもします、どーにてもして下さい周瑜様、だよね(しかも周瑜(&孔明?)そこまで読んでやってる)。孔明逃がす→陸遜を罪に問える→陸遜を自由にできるというのが、眉間にしわ寄せたダーク周瑜の意図、という線で私は行きます。さらに、「陸遜を可愛がってやって下さい」という孔明の科白をもって、陸遜は周瑜に譲り渡されたと見ます12までに四話まで構想成る。三話は周瑜の死の直後、そして四話は孔明の弔問(アニメに設定なし)。14朝、第三話「黄昏の百合」のプロット作成(第二話はそれ以前に)。15関東、台風直撃を免れる。17午前中いっぱい、第四話「紅梅の闇」の孔明の長広舌の書き取りに没頭。「三國志遺文 孔明華物語」執筆のはじめの頃以来のめざましいoverflowの体験。アニメ設定の趙雲は嫌だと思っていたのに、孔明の話が終って陸遜が去るや物かげから出てきてすらすら科白を言うのでそれを書き取る。お筆先状態というか、指が思考に先行して打ち込んでゆき、かつ、指はけっして思考に追いつかない。このときはもう二段組のフォーマットにプロットを流し込んだ上からじかに変形させていた。18から19三話の凌統と甘寧の会話や、四話で孔明が読む弔辞(これは演義を参考にしてと思ったが、手元にないのでとりあえずでっち上げる)、そのあと諸葛瑾が陸遜に言う科白(完全に、あの諸葛瑾があの声で喋るようになってしまう)、再会した孔明と(再びマタタビでも嗅がされちゃったらしい)りくにゃんこのやりとり等書く。周瑜が孔明を自室に呼んだ夜何があったのか、最初の構想は周瑜が孔明の誘惑に乗るというものだったが、テクストでは誘惑をしりぞけたと周瑜が陸遜に語り、だが、四話に至って、紅梅の闇を背景に孔明がりっくんに向かってその話をしながら反対のことを言うので整合させられずにいたが、22午後、すべてが明らかに見えてくる。そのため第一話を一部書き替えて伏線を張る。その意味は、しかし第六話になるまで明らかにならない。(2007・7・27)
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by kaoruSZ | 2007-07-28 12:37 | 日々 | Comments(0)