おわぁ、寝てるだけです 本館探さないでくなさい/ブログ主 鈴木薫の他に間借人の文章「tatarskiyの部屋」シリーズも掲載しています

by kaoruSZ

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クリスマス・ディナー

牡蠣のオイル漬け

生カリフラワーのピクルス

クリスマスパスタ・サラダ
(ツリーとブーツ形パスタ、玉ねぎ、ツナ、キドニービーンズ、ミニトマト、サラダ菜、グレープシード・オイルとリンゴ酢のドレッシング )

ローゲンブロート

チーズ(ブルーチーズ、エメンタール)

鶏のコンフィ

ミネストローネ

ビール、ギネス、赤ワイン
お土産のスパークリングワインとお菓子

 牡蠣のオイル漬けと鶏のコンフィがよくできた! ブルーチーズはスーパーにあったRosenborg のDanish Blueというのを買ったのだが(ブルーチーズを買って食べるのははじめて)、これが美味しくて私の好物のエメンタールがかすんだ。カリフラワー(これも好物。ブロッコリーよりずっと好き)は、かりかりしておいしいというこのやり方(生野菜に煮立てた酢を注ぐ。これもはじめてやってみた)ではカリフラワーの味が出ないとわかった。ゆでてマヨネーズ(ご飯と一緒に)の方が私はいい。

 牡蠣は、去年の(と思ったらもう五年前だった)「栗原はるみのすてきレシピ冬号」にあったもので、日本酒を加えて煮立たせた湯に塩水で洗った牡蠣を入れてもう一度沸騰したら火を消す→蓋をしてさます→ペーパータオルで水気を取り、保存瓶に→オリーヴオイルを注ぎ、赤唐辛子、ニンニクを入れる、というもの。これに塩を少々加えて前日に作った。

 鶏のコンフィは最初「だれかを呼ぶ日の絶品おつまみ」(主婦の友生活シリーズ)で見たが、これは下処理した鶏腿肉を低音の油で一時間煮て、最後に高温にするというものだった。ウェブで調べるとレシピ多く、内容はさまざま。低音で煮た肉は油に漬けたまま冷蔵庫に保存して、使うときにフライパンやグリルで焼くとあるのが多い。前半はオイルサーディンの作り方とも同じだから湯煎でもいいのではないか? 塩、砂糖(塩より少し)、胡椒、ニンニクをすり込み、ローズマリー、タイム、日本酒(洋酒がないので)をまぶした骨つき腿肉を前日の朝冷蔵庫に入れておき、夜中に取り出してさっと水洗い。午前零時から煮はじめる。父が使っていた天ぷら鍋を再利用しようと思って持ってきてあったのを出し、腿肉をオリーヴオイルの風呂に入れて火にかけるが、熱くなり過ぎそうな感じ。立ち消え防止装置のせいでアナログ的に火を絞れないのだ。しょうがないから中華鍋にお湯をはって湯煎に。60度で一時間とするものが多い。温度計などないので油に指を入れてみるが、わからない! 入浴に熱すぎるのはわかるけれど。ぬる過ぎないか? あっという間に一時間過ぎる。数時間煮るようなことを書いてあるレシピもあるので、結局二時まで加熱。鍋のまま置いておき、翌日そのまま冷蔵庫へ。焼くときは、レンジについている魚焼きグリルを温めて皮目から(片面グリルなので)。今までにも生姜とハチミツで下味をつけた鶏肉やタンドリーチキンをこれで焼いているから、フライパンよりうまく焼けるだろうと思って。大成功! 油っこくない。柔らかい。皮も美味しい。

 宴果ててのち、水切りカゴ(遠心力で水をとばすやつ)の中にサラダ菜を発見。鶏を焼くあいだに回しておいたのに。レモン添えるのも忘れて焼き立てにかぶりついてしまった(いや、最初はナイフとフォークを使っていたが。最後は手で)のだ。残った油(ゼラチンが沈んでいる)はまたコンフィにも使えるそうなので、今度は骨なしチキンでやっておこう。
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by kaoruSZ | 2007-12-26 08:32 | 日々 | Comments(0)
 拙稿「緊急座談会「『鋼鉄三国志』は〈事件〉か?」by 鋼鉄オールキャラクターズ」の載った、黒猫房主の主催する ウェブ評論誌「コーラ」3号出ました
http://sakura.canvas.ne.jp/spr/lunakb/index.html

 それに先立って、Mさんに鋼鉄のキャラだけでも見てもらおうかと思って、今、ウェブで、『鋼鉄三国志』どれくらい見られるのかちょっと調べてみた。
 それで久しぶりにオープニング見たら……発見してしまった。というか、私が今まで見間違っていた!

 上記座談会中、凌統の発言として――「腰じゃねえ、尻だよ、尻。孔明の奴、羽の扇子持ってないほうの手で兄貴の尻触ってやがった」と書いてしまったのだが、孔明、扇持っていない! 両手で陸遜を抱いている。 みんな、こういうオープニングを見ていたのね。それなら騒がれるはずだと今頃尚更今更納得。
 どうして間違ったかというと、「鋼鉄」の孔明は左肩に、水平に突き出た翼様のものを飾りとしてつけているのだが、はじめてこのオープニングを見たとき、そんな衣裳とは知るはずもなく、孔明のアットリビュートの白羽扇を左手で高く掲げ、右手で陸遜(とはまだ知らなかった)を抱き寄せていると思ってしまったのだ。

 そのときの印象のまま今まで来てしまった。(こういうことはたまにやる。人と違うオープニングを見ていたわけだ……。あのオープニングからして……と人が書いているのを読みながらも、実は認識にズレがあったわけだ。困ったものです。黒猫房主へ即訂正依頼。)それにしてもオープニングの、そのときは未知だったキャラたちに見入っていると、何も知らずにはじめて見た時の感覚が甦り、まさかこうなるとは夢にも思わなかったなあと感慨が……。

 ところで、孔明の翼は左だけだし、袖も左右で違うし、陸遜にしても凌統にしても、皆アシンメトリーが際立つコスチュームだ。服装が変わらない(孫権は例外)のは少年マンガの特徴として、このアシンメトリーは日本的なのだろうと最初に思った。というのは、高島俊男の本で日本では左右非対称が好まれるが、中国では断然左右対称だと読んだところだったから。

 こんな三国志にして中国に怒られないかという書き込みがほとんど紋切型になっていたけれど、なあに「Three Kingdoms」が潜在的にそういう話だということは『男生女相』に出てきた武侠映画の監督も認めていた――「ただし三国志の英雄たちがガチホモってわけじゃないよ」(意訳)。それを顕在化させたときの反応が「腐女子自重」や 「自分も腐女子だけどこれはやりすぎだと思う/ついて行けない」といったコメント[後者は分をわきまえ〈自重〉する良い腐女子であることをアピールするいわば改悛言説]だったのは興味深いが、「座談会」では残念ながらそのあたり十分突っ込めていない。

 さらに、今回書ききれなかったことというか、キャラが喋っているので入れる余地がなかったということもあるんだけど、ともかく洩れてしまったことに、ここに出てくるのは男ばかりだけど、男が本当にカッコよくて価値があって男同士の関係こそが最高だなんて、夢にも思ってくれるなよ(註2)ということがある。

 私自身はネタとわかって書いているわけだけど。「男への愛」からやおい書いてるわけじゃないんだけど。 でも、ベタで教育装置としても機能しうるわけで……。時々心配になる。ミソジニーに加担してしまっているんじゃないかってことに。

 やおいは「ホモフォビアに依存しつつさらにそれを再生産する、二重のホモフォビア装置」という妄説(あえてそう呼ぶ)をもじって、やおいは「ミソジニーに依存しつつさらにそれを再生産する二重のミソジニー装置」と言ってみる(しかるのちそれを否定する)……と言ったセンで考えてみる(今度)。
 ついでにメモしておくと、「男らしさ」に依存/寄生しているという点では、ゲイ男性の場合とも構造は同じ。(cf. レオ・ベルサーニ)

(註1)レズビアンのオモチャでもないけどね。
(註2)これはいうまでもなく女性に対して言っている。
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by kaoruSZ | 2007-12-17 10:42 | やおい論を求めて | Comments(0)