いろいろ楽しいことはあっても全体に低調のまま推移、7月1日発行のウエブ&メールマガジン「カルチャー・レヴュー」(隔月で書かせてもらっている)の原稿が1日朝になっても書けていない事態に。昼食抜きで五時前までかかって(途中でパソコントラブる)なんとか脱稿。蕎麦屋で天ぷらその他を乗せた冷やしそばを食べ、銀座松屋のバーゲンでスカーフとハンカチを買い(しかし、今までそういうものを扱っていた、入ってすぐの場所まで海外ブランドにあけわたしてしまったねえ)、翌日は三の丸尚蔵館での若冲展第三期最終日なので(ミクシィの書き込みでは日付を間違えてしまった。頭こんがらがっている)朝から出かけ、開門前に着いてしまう。一緒に展示されていた昔の中国の絵(若冲も参考にした?)も面白かった。2000年に京都で見たとき、鳥獣屏風(静岡美術館のは返されてしまったあとだったからそれ以外――というのはいうまでもなくプライス・コレクションで、そう表示されてさえいたのだが、当時はプライス・コレクションの何たるかを知らず )が展示された室内にたたずんでいたとき思い浮べていたのは「天国的」という言葉だったが、「百鳥図」にそれと通ずるものを思う。
昨日は勤め帰りに映画でもと思い立ち、何をやっているかと調べる。フィルムセンターでロシア・ソビエト映画祭初日――ともすれば面倒になるのを抑えて向かう。よかった。『死という騎士』、ロープシンの『蒼ざめた馬』が原作で、しかも最近の作。監督挨拶つき。
○ロシア・ソビエト映画祭 7/4~30
三百人劇場のチラシが出ていた。ラスト・ショウになる。
○ソビエト映画回顧展 8/5~8/18
○中国映画の全貌2006 8/19~9/10
FC、8月からは
○日活アクションの世界 8/1~9/24
○目下、渋谷シネマヴェーラでは山口百恵特集やっている。
○フィルムセンター、今月は小ホールでのアンコールも(成瀬あり。ただし、見逃したのはない)。
しばらく、勤めに通うように映画に通おうと思う。